透明なプラスチック素材などで、歯の形に合わせたマウスピースを製作。それを装着することで矯正する方法が、マウスピース矯正です。
ごく薄いプラスチックでできているので、装着していることがほとんど分かりません。1日に20時間以上装着することが必要ですが、食事や歯磨きなどの時には外すことが可能。一定期間を置いて何度か装置を作り変えながら矯正していきます。
マウスピースタイプの矯正装置は、様々なメーカーで開発されています。現在多くのクリニックで取り扱われているのは、「インビザライン」や「アソアライナー」といった商品です。
無色のマウスピースをはめることで目立たずに歯科矯正が可能なインビザライン矯正。通常の歯科矯正と比べて周囲から気付かれにくく、また、取り外しもできるため煩わしさを感じずに矯正をすることができます。
そんな今人気のインビザライン矯正ですが、費用面の心配をされる方も多いのでは。費用は医院によって差があるため、まずは費用を調べたいという方のために、公式サイト内に施術費用を明記している三重県のインビザライン矯正歯科を3院ご紹介します。
プルチーノ歯科・矯正歯科は年間151症例以上の治療実績がある歯科医院にのみ与えられる「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」に認定されたクリニックです。三重県でダイヤモンド・プロバイダーに認定されているのはプルチーノ歯科・矯正歯科のみ。
インビザライン矯正では、歯の移動を加速させることで治療期間を大幅に短縮させるオルソパルスを導入しており、希望すればより短い時間で矯正治療を終えることができます。
女性の歯科医院が常勤でいるため、男性歯科医師に少し抵抗がある方にもおすすめの歯科医院です。
インビザライン 矯正の費用 |
650,000円~(税別) |
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電話番号 | 052-693-8241 |
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所在地 | 〒510-0883 三重県四日市市泊小柳町4-5 イオンタウン四日市泊 1F |
診療時間 | 月〜水・金 9:30〜13:00/14:30〜18:30 土日祝 9:00〜13:00/14:30〜18:30 |
定休日 | 木曜 |
アクセス | 桜通線新瑞橋駅 出口 徒歩5分 名城線新瑞橋駅 出口 徒歩5分 名鉄名古屋本線呼続駅 出口 徒歩4分 |
よっかいち矯正歯科医院は2018年6月に地元出身の院長が開業をした矯正歯科専門の歯科医院。患者さんの満足を一番に考え、今行なっている治療や今後の計画等を含めた治療についての説明を丁寧に行うことを心がけています。
よっかいち矯正歯科医院では現在2つの目立たない矯正治療を行なっており、それぞれの矯正方法のメリット・デメリットを考慮の上で最適な矯正方法を提案してくれます。
よっかいち矯正歯科では、次の予約は担当医が直接取るため「次回の治療で何を行うのか、どのくらいの治療時間がかかるのか」しっかりと分かった上で来院が可能なため、忙しい方にもおすすめです。
インビザライン 矯正の費用 |
800,000円~(税別) |
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子供の歯並びの相談で来院しました。子供へとても優しくしていただき、子供のペースに合わせて治療をしてくださったのでとても助かりました。治療についての説明も丁寧で、安心できました。
引用元: https://haisha-yoyaku.jp/bun2sdental/detail/index/id/z800000107/tab/7/
電話番号 | 059-327-5418 |
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所在地 | 〒510-0815 三重県四日市市野田2-2-27 |
診療時間 | 月 14:30〜20:00 火水金 10:00〜13:00/14:30〜19:00 土日 9:00〜13:00/14:00〜17:30 |
定休日 | 木曜、隔週の水日 |
アクセス | 近鉄四日市駅よりバスで15分 河原崎バス停 停歩3分 |
岩崎歯科は開業90年の歴史がある歯科医院ですが、常に患者さんに快適に治療を受けもらえるように、m2020年3月に新しい設備を取り入れリニューアルオープンをしました。
患者さんの納得のいく治療を心がけており、口腔内の写真をカメラで撮影し、その写真を見ながら治療経過の説明をしています。あまり見ることのできない治療中の口の中の様を見ることで透明性のある治療を目指しています。
インビザライン 矯正の費用 |
700,000円~(税別) |
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歯医者には苦手意識があったのですが、とても親切な対応と、治療に関してのご丁寧な説明をしていただけたので緊張することなく、安心して治療を受けることができました。診察室も清潔感があり快適な空間でした。
引用元: https://haisha-yoyaku.jp/bun2sdental/detail/index/id/2430205167/tab/7/
親子三代でこちらの医院にお世話になっております。母は入れ歯を作っていただき、私は歯の掃除で通わせていただいています。娘も虫歯を診ていただいており、どんな年齢層でも通いやすい雰囲気の歯医者さんだと思います。
引用元: https://haisha-yoyaku.jp/bun2sdental/detail/index/id/2430205167/tab/7/page/2/
電話番号 | 059-351-0418 |
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所在地 | 〒510-0061 三重県四日市市朝日町1−1 |
診療時間 | 月、火、木、金 9:00〜12:30/14:00〜18:30 水9:00〜12:30/14:00〜17:00 土9:00〜12:30 |
定休日 | 土曜午後、日曜、祝日 |
アクセス | JR線・四日市駅徒歩2分 |
マウスピース矯正は、簡単な矯正治療の場合に適応しますので、治療期間も短め。半年から2年程度のケースが多いようです。治療期間中は2週間に1度、マウスピースを新しいものに交換します。後戻りを防ぐため、治療後、同じマウスピースを装着し続けて保定します。
矯正の基本料はおよそ30万円から60万円程度。1ヶ月に2回ほど通院してマウスピースを新しいものに変えるため、通院1回につき5000円から1万円程度かかることがあります。
それほど大掛かりな矯正治療は必要ないが、軽く歯列を整えたい場合などに適応します。
装着していてもほとんど目立たないので、矯正を行っていることを知られたくない方などにおすすめです。
マウスピース型矯正治療装置のうちの1つのシステムではあるものの、適応症例の広さや治療効果など、様々な点で一般のマウスピースの機能を上回るのが「インビザライン」です。
1998年にアメリカで始まり、2001年にはヨーロッパに導入されます。その後オーストラリア・香港・韓国と広まっていきました。日本に入ってきたのは2006年からと比較的最近ですが、世界中で約400万人の治療実績を持っています。
対応症例数や研究費用、歴史、治療の適用範囲の広さの点で他のマウスピース矯正システムをはるかに上回るとされ、現時点では最先端の矯正治療システムと言えます。
インビザラインのマウスピースの見た目は一般のマウスピース型矯正装置とよく似ていますが、大きく異なる特徴があります。
ここでは、インビザラインのメリットや費用相場について説明します。
インビザライン治療の場合、一般のマウスピース矯正と比較して1つのマウスピースで動かす歯の距離が短くなります。その距離は3Dシミュレーションで割り出した治療計画によって算出され、10日~2週間程度の短い期間で次のステップのマウスピースに取り替えていきます。そのため、一般の矯正や従来のマウスピース矯正よりも痛みや違和感が少ないことが大きなメリットです。
従来のワイヤー矯正では、白い歯の上にびっしりと並ぶ銀色の器具が目立ってしまいます。インビザライン治療で装着するマウスピースは、その人の歯列にぴったり合わせて設計された厚さわずか0.5mm程度の非常に薄い透明のものです。
本物の歯のように表面が滑らかで自然なツヤのある仕上がりのため、間近で見ても容易には分かりません。人の目を気にせずに普段通り生活しながら、理想的な歯並びに近づけることが可能です。
一般のマウスピース矯正では、治療が完了するまでに何回も来院して型取りを繰り返します。それに対してインビザライン治療では、コンピューター処理により治療計画を立て、治療経過を精密に予測することで、1回の型取りで全ての段階のマウスピースを製作することができます。治療がある程度軌道に乗れば、2ヵ月に1度くらいの通院頻度で済むのです。
従来のマウスピース矯正では治療が困難だった「八重歯」「出っ歯」「前歯の突出」「受け口」「ズレ・かみ合わせ」「オープンバイト(開咬)」「すきっ歯」なども、インビザラインなら治療が可能なケースが増えました。また、抜歯しか解決方法がないと診察された難易度の高い症状でも、インビザライン治療で改善された事例は多数あります。
「インビザライン・ティーン」という矯正プログラムでは、マウスピースに特殊な加工が施してあります。それにより、矯正を成功させるために絶対に守らなければならない装着時間を子供が守っているか、親が目視で確認できるようになっています。永久歯が生えそろう中学~高校生に最適なプログラムです。
インビザラインのマウスピースは目立たず、非常に薄いために発音に影響を与えることも少なくなります。学校で友達にバレたり、からかわれたくないと思いがちな思春期の子供にも安心して治療を受けさせることができます。
インビザラインは奥歯と奥歯の間にマウスピースを挟む矯正治療。1日20時間近くマウスピースを装着するため、奥歯にかみ合わせの圧力がかかり、歯が沈み込んでしまうケースがあります。歯ぎしりをする方は影響が出やすいので注意が必要。奥歯の噛み合わせが悪くなった場合は、部分的なワイヤー矯正でリカバリーしたり、マウスピースを装着する時間を短くしたりして対処します。
歯の大きさや生え方によっては抜歯が必要なケースもありますが、インビザラインと抜歯を併用するのは難しいとされています。これは、抜歯をすると奥歯が前に倒れやすくなるためです。一度倒れてしまった奥歯は、インビザライン単独でリカバリーすることは困難。ワイヤー矯正を部分的に併用するなど、何らかの対策が必要です。そのため、歯のがたつきが強い、上下の顎の位置にズレがある方は、インビザラインより抜歯とワイヤーのほうが矯正しやすい傾向があります。
インビザラインは透明で目立ちにくいですが、まったくわからないというわけではありません。歯の表面にアタッチメントと呼ばれるプラスチック製の突起物を貼り付けるため、目を凝らすとアタッチメントが気になる方もいるでしょう。
アタッチメントは、マウスピースの装着を維持して、計画通りの歯並びを目指すために必要なもの。アタッチメントをつけない選択肢もありますが、美しい歯並びを目指すなら付けたほうが良いでしょう。
費用の相場は、おおむね次のような金額です。
インビザライン・フル矯正 | 約70万~100万円 |
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インビザライン・ティーン | 約80万円 |
インビザライン・ライト(軽度の症例) | 35万~50万円 |
インビザライン・i7(部分的な矯正) | 約30万円 |
症状の重さや医院によって金額は異なるので、詳細は直接問い合わせてみてください。
インビザラインと同様に、透明で取り外しができるマウスピース型の矯正装置です。歯を動かしていく理論や適応ケースもインビザラインとあまり変わりません。
異なる点は装着感や製作方法、装着時間など。インビザラインはアメリカ製で、アソアライナーは国内の矯正専門ラボが提供している日本製です。
インビザラインと違いを知るためにも、メリットとデメリットをみていきましょう。
インビザライン同様、マウスピースが透明で目立たないのがメリット。周りに気づかれずに治療することができます。インビザラインと比較すると、プレートの材質がより薄くなっているのもポイントです。
アソアライナーの装着時間は17時間以上と少し短めです。インビザラインと同じように、患者さん自身が装着時間を管理することになります。
アソアライナーはマウスピースの製作期間が短いのが特徴です。約3週間と短期間で仕上がります。すぐに矯正治療をはじめたい方におすすめの治療法です。
ソフト・ミディアム・ハードと、厚みの異なる3種類のマウスピースを10日ごとに使用する流れ。噛む力を利用してやさしく歯を動かしていくので、少ない痛みで矯正することが可能です。ワイヤー矯正の場合、調整した当日は痛みで食事ができない人もいますが、アソアライナーなら強い痛みを感じにくいため、いつも通り食事を楽しめるでしょう。
取り外しできるため、矯正中にむし歯ができても矯正治療を継続しながら虫歯治療を受けられます。クラウン(被せ物)で歯の形態を変えても問題ありません。
インビザラインは最初にすべての型を製作しますが、アソアライナーは通院しながらその時々の歯型をとって歯形を制作するのが特徴です。そのため、少々費用と手間はかかりますが、マウスピースと歯の間にすき間ができにくい傾向があります。
アソアライナーの適応症は、スペースの閉鎖や奥歯のかみ合わせに問題のない前歯部の歯列不正です。抜歯を伴う治療や複雑な歯のコントロールには不向きだといわれています。
メリットでもありデメリットでもあるのが「定期的な型取り」。通常1か月ごとに歯型を取り直して型を作成する必要があるため、多少面倒に感じてしまうかもしれません。
アソアライナーに限ったことではありませんが、マウスピース矯正の場合、普段からマウスピースを装着した生活を送ることになります。マウスピースを装着しなければ歯は動きませんので、自身で装着時間を管理しなければいけません。決められた装着時間を守りつつ、食事や歯みがきあとの付け忘れにも注意しましょう。
半年以内で治療が終わる場合や片あごのみの治療は、30万円以内が目安となってきます。両あごだと60万円前後です。
この金額は、処置費や管理費など、治療が完了するまでの費用がすべて含まれた費用。初回のみ精密検査料が2万円ほどかかります。
ストレートラインもまた、透明なマウスピースを装着する矯正治療です。取り外しが簡単で、金属アレルギーの方でも問題なく使用できます。
ストレートラインとほかのマウスピース矯正の違いは、適応できる症例が多いこと。装着時間はインビザラインと同じ1日20時間です。歯並びの状態によりますが、通常数か月から2年ほどで治療が完了します。
ちなみに、ストレートラインには3種類の治療法(ストレートラインOne、ストレートラインMove、ストレートラインRapid)があります。それぞれのメリットやデメリットをみていきましょう。
ストレートラインOneは1か月から3か月に1度の通院頻度で良いため、通院に伴う患者さんの負担を減らせます。仕事が忙しい方や通院に時間を割きたくない方におすすめの治療法です。
ただしストレートラインMoveは1か月に1度、ストレートラインRapidは2週間に1度の通院が必要になるため、注意してください。
ほかのマウスピース矯正と比較すると、むずかしい症例や抜歯が必要なケースなど、対応できる範囲が広め。様々なタイプの歯並びをマウスピースのみで矯正することができます(※外科手術が必要な症例を除く)。
装着したては違和感を感じることもありますが、強い痛みを感じる人は少ないでしょう。食事をするときは簡単に取り外せるため、今まで通りの食生活を楽しめます。矯正が痛くて食事ができないということも少ないでしょう。
ストレートラインOneの治療期間は1年から3年。ストレートラインMoveは半年から2年。ストレートラインRapidの場合、早ければ3か月から4か月で矯正治療が完了します。平均的な治療期間は8か月から1年ほどです。
ストレートラインは国内の技術士によって手作業で製作されています。日本伝統の巧みの技により、詳細な移動や緻密な噛み合わせが可能した綿密な仕上がりです。
ストレートラインの治療費は60万円から160万円と高額です。とはいえ、ほかのマウスピース矯正では治せないような難症例に対応できるうえ、治療期間が短く済むため、金額の高さにも納得できます。
システムの都合上、ストレートラインは片あごのみの治療ができません。片あごだけの治療を希望する場合、両あご一緒に治療するよりも余計な費用がかさんでしまいます。
装着してしばらくの間は、口腔内に違和感を覚えるでしょう。慣れるまでの期間は個人差があります。しゃべりにくいと感じるケースもあるそうです。
ストレートラインの治療費は、スタンダードタイプOneだと60万円から110万円。MoveやRapidは110万円から160万円となっています。ほかのマウスピース治療と同等、もしくはやや高めの印象。急いで治療をしたい方におすすめの治療法ですが、期間の短縮と比例して治療費も上がります。
オペラグラスもまた、透明なマウスピースを使用する矯正治療です。毎週1回、新しいマウスピースに取り替えながら歯を移動させ、理想の歯並びに近づけていきます。
ほかのマウスピース矯正と同じく、周囲に分かりづらい点や簡単に取り外せる点が魅力。厚みの異なる3枚のマウスピースを1週間ごとに交換しながら、1か月をワンクールとして治療を行っていきます。
短いスパンでマウスピースを取り替えていくので、従来のタイプよりも歯肉に接する部分が少ないのが特徴です。違和感が少なく、いつも通りの生活を送りやすい装置となっています。
国内で製作されているので、製作期間が短くすむのもメリットのひとつ。2週間程度で型が完成するため、すぐに矯正治療をはじめたい方におすすめです。
一度にすべてのマウスピースを製作する方法は、何度も歯型をとる必要がないため患者さんの通院の負担を減らせますが、シミュレーション通りにいかなかった場合、残りの矯正装置を使用できなくなるデメリットがあります。
オペラグラスは都度、歯の状態に合わせて歯型を製作するため、作成した矯正装置が無駄になることはありません。
デジタルカメラによる平面データを使用した場合、歯の移動量は限られた方向からしか確認できません。そのため、出来上がった装置の良し悪しが、技工士の経験や力量に左右されてしまいます。
その点オペラグラスは、断層画像の3Dシミュレーションが可能。より正確で不適合の少ないセットアップを行えます。
ほかのマウスピース矯正にもいえることですが、目立ちやすいワイヤー矯正と違って周囲に分かりづらいメリットがあります。透明のマウスピースは、接客業など人前に立つことが多い職業の方にも向いています。
オペラグラスでは3週間から4週間に1回の頻度で新しい歯型を取ります。必然的に通院回数が多くなるため、忙しい方にとっては通院するのが面倒だと感じるかもしれません。
オペラグラスは前歯を主体とした治療に向いているため、すべての患者さんに適合するわけではありません。
外したあとに装着するのを忘れたり、最低限の装着時間を守らなかったりすると治療期間が長引いてしまいます。せっかく移動した歯も、マウスピースを長時間外すと元に戻ってしまうので注意が必要です。長時間しっかりと装着するよう、自己管理を徹底する必要があります。
オペラグラスの費用相場は30万円から80万円となっています。初回は精密検査や診断料がかかるので、別途3万円ほどの治療費が必要です。
アクアシステムもまた透明なマウスピースを使用して、歯の動きにあわせて装置を取り替えながら矯正していく治療法です。大人はもちろん、子どもでも治療が可能。ただし、口腔内の症状によっては治療できないケースもあります。
アクアシステムは他のマウスピース装置と同じように透明で目立たないため、男女問わず始めやすいでしょう。一般的な治療期間は8か月か12か月となっています。
マウスピースを簡単に脱着できるため、食事や歯のブラッシングは装置を外していつも通り行えます。清潔な口内環境を保てるので、虫歯になるリスクも抑えることができるのです。
ワイヤーやブラケットのある矯正装置を使用する場合、食事制限があります。例えば、粘着性のあるガムやキャラメル、氷や骨付き肉などのかたい食べ物は装置が外れる恐れがあるので食べられません。
その点、アクアシステムは簡単に装置を取りはずせるため、今まで通りの食生活を楽しめます。
歯を白くしたい方は、矯正装置の中にホワイトニング剤を注入することにより、矯正と並行してホワイトニングができます。歯並びと同じように、白くて美しい歯は好印象をもたれるポイント。きれいな歯並びと白く輝く歯の両方を手に入れることが可能です。
アクアシステムはすべての症例に適合しているわけではありません。複雑な歯並びは、マウスピースだけで矯正するのは難しいため、ほかの治療と併用する必要があります。
装置をつけていなければ歯は移動しません。ドクターに指示された1日の装着時間を守ることが、何よりも大切です。面倒だからと外したまま放置することがないよう、注意してください。
マウスピースを装着した直後は、どうしても違和感が生じます。初めはうまく発音できなくて戸惑うかもしれません。個人差はありますが、2日から3日で違和感に慣れる方がほとんど。また治療中は歯の移動にともなうしめつけ感や痛みが生じますが、これは治療がうまくいっている証拠です。
治療期間は1年程度で、治療費はおよそ50万円になります。マウスピース矯正の中では比較的安い治療法だと言えるでしょう。ただし矯正治療は自費診療となるため、クリニックによって治療費が多少異なります。
費用 | 65万円~ |
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期間 | 半年~ |
費用 | 55万円~ |
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期間 | 1年~ |
費用 | 110万円~ |
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期間 | 2年~ |
◆歯科矯正治療の費用と期間について
矯正歯科の平均的な費用は80~120万円、期間については平均2~3年と言われています。
症状やクリニックによって費用・期間ともに変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。
◆副作用について
矯正中は虫歯や歯周病、装置の接触による口内炎などにかかりやすくなる可能性があります。
また、金属の装置による金属アレルギーなどの恐れもありますので、不安な点についてはクリニックへご相談ください。